憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
宝くじ当たるかもよ、と冗談めく円香は、『それで?』と先を聞きたがる。


『原田には謝られた。自分がガキだったと言ってたよ』


『確かに』

『どうしようもないガキだったよね』


そう返してくる二人は、彼を多少馬鹿にしてる様な雰囲気だ。


『今更謝っても遅いよね』

『謝る気があるなら、あの時謝って欲しかったよ』


マヌケすぎると憤る円香。
だけど、中学時代に謝られても、私はそれを拒否した筈だ。


『いいの。今謝られたから許せる』


あの頃は自分も子供だった…と付け足せば、まあそうだね…と納得もしてる。


『あの子達どうだった?多少はマシになってた?』

『うーん……相変わらず…かな』

『本当にサイアクだね。その時彼は其処に居たの?』

『居たよ。それで庇ってくれた』

『わっ、素敵じゃん!』

『うん、理想的!』


そこで盛り上がらなかった?と問われ、盛り上がるどころか大変だねと同情されたと打ち返した。


『それで?結局進展はあったの!?なかったの!?』


イラついてきたらしい円香に、理香子が『落ち着いて』と打ってる。


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