憧れの彼と、イイ仲になりたいんです!
「禁煙席で」
私に遠慮したらしい彼がそう言った。
驚いて目を剥き、坂巻さんを呼ぼうとしたけど__
「………」
声が出せなくて手を握りしめる。
人前で彼の名前を呼んで、店内にいる人の視線を集めるのが嫌だった。
(こんな臆病者の私と食事しても、彼は嬉しくも楽しくもないだろうに)
そんな風に気落ちして席に着いた。
坂巻さんは「取り敢えずノンアル一杯」と注文して、私にメニューを取って差し向けた。
「すみません…」
気遣いに対して謝る私を見て肩を竦める。
ここへ来てもオドオドしてばかりいる私を彼はどう思っているだろう。
「何にしようか」
別に何も考えてない様な感じで問われ、え…と、とやっとメニューを見遣った。
オムライスはプレーンなものだけじゃなくて、ソースが色々と違うのも載っている。
「俺は今シーフードの気分だな。ホワイトソースの掛かったコレにしよう」
シーフードホワイトソース掛けと書いてあるものを指差す。
私はそれも美味しそう…と見つめ、でも、結局はいつも頼む物と同じのにした。
私に遠慮したらしい彼がそう言った。
驚いて目を剥き、坂巻さんを呼ぼうとしたけど__
「………」
声が出せなくて手を握りしめる。
人前で彼の名前を呼んで、店内にいる人の視線を集めるのが嫌だった。
(こんな臆病者の私と食事しても、彼は嬉しくも楽しくもないだろうに)
そんな風に気落ちして席に着いた。
坂巻さんは「取り敢えずノンアル一杯」と注文して、私にメニューを取って差し向けた。
「すみません…」
気遣いに対して謝る私を見て肩を竦める。
ここへ来てもオドオドしてばかりいる私を彼はどう思っているだろう。
「何にしようか」
別に何も考えてない様な感じで問われ、え…と、とやっとメニューを見遣った。
オムライスはプレーンなものだけじゃなくて、ソースが色々と違うのも載っている。
「俺は今シーフードの気分だな。ホワイトソースの掛かったコレにしよう」
シーフードホワイトソース掛けと書いてあるものを指差す。
私はそれも美味しそう…と見つめ、でも、結局はいつも頼む物と同じのにした。