君が眠る時には
「美月ちゃん、可愛いね」
「あー、そーっぽいな。あいつは昔からみんなに好かれてたから」
みんな、のなかに葵は入ってるのかな。
「いつから知り合い?」
「んー、生まれた時から?」
あ、いまの、けっこう、傷つく。
生まれた時から一緒なんて運命共同体みたいじゃん。
「美月は同い年で同じ病気で誕生日も近いし、俺は女の友達とかいなかったけど美月だけは仲良かったかな」
葵は多分無意識。
私が傷つくのも知らないで事実を言ってるだけ。
分かってるけど、それが辛い。
葵と美月ちゃんは、私が今更どう頑張ったって入り込めない仲なんだ。
そう言われてるみたいだから。
「美月は小学校卒業と同時に、病状が和らいだから退院したんだ。ても…最近あんまり良くないみたいでな」
私の前でそんな話しないでよ。