強引な彼の甘い溺愛に囚われて!
本当にこんなことが現実にあってもいいのだろうか。
未だに信じられなくてその紙を持つ手が震える私。
婚姻届だよ…?
准一さんは大人だからその意味を十分に理解していて、これを私に見せた。
それはもう、そのままの意味で受け取っていいってことなの?
そして准一さんは言い放った。
「マキ、大学を卒業したら結婚しよう。俺はずっとマキと一緒にいたい。だからこれは18歳の誕生日プレゼントという名の"約束"」
「准一さん……」
優しい声音。
いつにも増して微笑むその顔。
私を見つめながらどんな思いで言葉を紡いだのだろうか。
紙を見つめながら私は溢れんばかりの涙を流す。
嬉しいんだ、本当に今まで生きてきた中で一番の至福かもしれない。
こんなに嬉しい誕生日プレゼント、他にない。
"約束"をもらえた私は誰よりも幸せな彼女。
泣いているばかりの私に返事をもらえるか、と笑う。
もちろんそんなの答えは最初から決まっている。
「はいっ…」