強引な彼の甘い溺愛に囚われて!
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「マキちゃん、とっても綺麗…」
「ありがとう、お母さん…」
全身鏡に映る自分の姿。
純白のドレスに身を包み、緊張で少しだけ強張る顔。
横にいるお母さんは今にも泣き出しそうな顔をしながら私の横に立って鏡越しに微笑む。
「最初、二人の話を聞かされた時は本当にビックリしたわ…」
「ごめんね。でもお母さんも修哉さんも許してくれて私は本当に嬉しかったよ」
准一さんにプロポーズされてから早4年。
付き合って7年。
大学を卒業する手前、お母さんと修哉さんを日本へと呼び戻して一緒に頭を下げたあの日。
まだ記憶に新しい。
絶対に反対すると思っていた両親に、二人で床に擦れるんじゃないかってぐらい頭を下げた。
固まって声を出せないお母さん、鳩に豆鉄砲を食らったような顔をした修哉さん。
でも准一さんが本気で二人を説得してくれたからこそ、今日この日を迎えることが出来たのだ。