独占したい、甘々に。【完】
「あ~疲れた!疲れた疲れた!」


「ふふっお疲れさま」





やっと休憩時間となり、私とちーちゃんは制服に着替え、他のクラスを回っていた。





「まさかあんなに混むなんてね~」


「うん…なんか途中から一気にお客さん増えたよね。どうしたんだろう?」





途切れないお客さんの列に、みんな必死になって働いてたもんね。





「そりゃ、みんなさゆのコスプレ目当てでしょ」


「えっ!わ、私…!?」





ちーちゃんの発言に目を見開いた。





「気づいてないの?お客さん、みんなさゆのこと見てたし。それにもう可愛いウサギさんがいるって噂になってるみたいだよ?」


「ないないっありえないよっ」





そんなこと言われちゃ、恥ずかしくて後半立てないよっ


…きっと、ちーちゃんの冗談だと思うけど。





「いや、本当だよ?」


「もうその話はやめよ?ほらっ、文化祭を満喫しよっ!」
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