独占したい、甘々に。【完】
それから、何も問題が起きることなく、スムーズに物事が進み、太陽が沈む前に全ての準備が終わったのだった。





「皆さん、今日までお疲れ様でした!明日は、精一杯楽しみましょう!」





クラス委員の人の挨拶で終わりを告げると、各自解散した。





そして、そんな今日はちーちゃんと一緒に帰っていた。





「明日の文化祭楽しみだね!」


「うんっ、ちーちゃんのコスプレ姿楽しみにしてるよ」





明日の文化祭のことで話は盛り上がっていた。





「そういえば、明日の空き時間、日向くんと一緒に回る?」


「ううん、回らないよ!時間聞かれたけど、私と時間違ってたから」





悠乃と一緒に文化祭回るのちょっと楽しみだったけど。





「それに私はちーちゃんと回るつもりだもん!悠乃にはちゃんとそっちのクラスに遊びに行くこと伝えたし」





そう言って私はピースサインを浮かべた。





「さゆ…あんたって子はなんて可愛いの!!」





「うわっちーちゃん、大袈裟だよ~」
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