*続*恩返しは溺甘同居で!?~長期休暇にご用心!

 見上げた彼は、ポカンとした表情で、目と口を開いている。
 そしてその数秒後、彼の顔が真っ赤になった。

 まるで‟カーッ”と音が聞こえるみたいに変わる朱色。

 その変化に私が釘付けになった次の瞬間、修平さんは勢いよく私の上から飛び退いた。

 何が起きたのかわけが分からないけれど、とりあえず自由になった上体を起こす。

 捕縛の解けた体を改めて目にすると、背中のファスナーは下まで下ろされ肩がむき出しになっていて、スカートの裾は太ももまで大きく捲れ上がっていた。

 (な、な、ななななっ~~!)

 羞恥に顔が熱くなって、慌ててスカートの裾を下ろす。
 動揺で手がもつれそうになりながらも、なんとかファスナーを上げる。

 自分の身なりを整えて深呼吸を繰り返す。
 すこしだけ落ち着いたところで、私の足元でしゃがみ込んでいる修平さんに視線を移した。

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