*続*恩返しは溺甘同居で!?~長期休暇にご用心!
「……きてあ…な、…んな、杏奈。」
「ん、んんっ、」
「着いたよ。起きて。」
「えっ…?」
「起きた?家に着いたよ。お疲れ様。」
「ええっ!?」
ハッと勢いよく瞳を開けるとそこは見慣れた『我が家の駐車場』だった。
旅館でゆったりと朝の時間を過ごした私たちは、チェックアウトして旅館を後にした。
途中ドライブを楽しんで、途中立ち寄ったオープンテラスがペット可のハワイアンカフェでランチを取ってから、高速道路で帰路に着いただたった。
私が覚えているのはそこまで。高速道路に乗った直後からの記憶がない。
「ごめんなさいっ!!」
勢いよく謝った私に、修ちゃんは目を丸める。
「修ちゃん一人に運転させておいて、隣で爆睡しちゃうなんて……」
申し訳なさすぎに下げた頭が更に下がっていく。
頭の中が自己嫌悪でいっぱいになったその時。
頭の上をぽんぽんと優しく撫でられた。