*続*恩返しは溺甘同居で!?~長期休暇にご用心!
「きゃ~っ!可愛いっ!!真っ赤になっちゃって、どうしよう!食べちゃいたい!!」
目の前の葵さんがテーブルを越えて飛びつきそうなほど喜んでいるけれど、顔から湯気が立ちそうな自分が恥ずかしくて、私はそれどころではない。
「ダメ。」
不意に隣から腕が伸びてきて、私の頭が引き寄せられた。
硬い胸板に顔を寄せられる。
まるで赤くなった私の顔を隠すみたいに。
「葵。あんまり杏奈をからかうと、帰ってもらうよ。」
一瞬でブリザードが吹きつけるような、低いけれどヒンヤリとした声が、頭の上から発せらせる。
普段私が聞いたことのない声色が、今日は短い間に何度も聞こえて、私は変な感じがした。
「…ごめんなさい。杏奈ちゃんをからかったわけじゃないんだけど…。修平くんが怒るから、この話はこれくらいにします。」
さっきまでの面白がる声とは打って変わって、シュンと落ち込んだ声で葵さんが謝った。
「シュウ、俺からも謝っとくから、許してやって。宮野さんが遥香のドストライクだったからテンションが上がりすぎたんだと思うからさ。」
「……」
黙った修平さんの腕を、私は慌てて振りほどいて、顔を上げた。
「あのっ、私はなんとも思ってませんから!すぐ顔が赤くなっちゃうんですけど、嫌なわけじゃないんです。」
「杏奈ちゃん…」
「だから、その、私に遠慮せずにどんどんお話を聞かせてくださいっ!」
必死にそう言うと、隣の修平さんが口を開いた。
「杏奈が良いなら俺はいいけど、あんまり変なことを吹き込まないでよ。」
そう言った修平さんに、目の前の二人が首を縦に振った。
目の前の葵さんがテーブルを越えて飛びつきそうなほど喜んでいるけれど、顔から湯気が立ちそうな自分が恥ずかしくて、私はそれどころではない。
「ダメ。」
不意に隣から腕が伸びてきて、私の頭が引き寄せられた。
硬い胸板に顔を寄せられる。
まるで赤くなった私の顔を隠すみたいに。
「葵。あんまり杏奈をからかうと、帰ってもらうよ。」
一瞬でブリザードが吹きつけるような、低いけれどヒンヤリとした声が、頭の上から発せらせる。
普段私が聞いたことのない声色が、今日は短い間に何度も聞こえて、私は変な感じがした。
「…ごめんなさい。杏奈ちゃんをからかったわけじゃないんだけど…。修平くんが怒るから、この話はこれくらいにします。」
さっきまでの面白がる声とは打って変わって、シュンと落ち込んだ声で葵さんが謝った。
「シュウ、俺からも謝っとくから、許してやって。宮野さんが遥香のドストライクだったからテンションが上がりすぎたんだと思うからさ。」
「……」
黙った修平さんの腕を、私は慌てて振りほどいて、顔を上げた。
「あのっ、私はなんとも思ってませんから!すぐ顔が赤くなっちゃうんですけど、嫌なわけじゃないんです。」
「杏奈ちゃん…」
「だから、その、私に遠慮せずにどんどんお話を聞かせてくださいっ!」
必死にそう言うと、隣の修平さんが口を開いた。
「杏奈が良いなら俺はいいけど、あんまり変なことを吹き込まないでよ。」
そう言った修平さんに、目の前の二人が首を縦に振った。