クールな御曹司の甘すぎる独占愛

好きになったらいけない。そう心にブレーキをかけていた頃の自分に伝えたい。こんなにも愛してくれる人の胸に飛び込むのを迷う必要はないと。

奈々は想いのたけを込めて、晶のキスに応える。


「……煽るな。止められなくなる」


奈々にそんなつもりはなかったが、晶の手が素肌をさらしている奈々の胸に伸びてきた。


「えっ、でも……」


太陽はとっくに上り、カーテンの隙間から差し込む光が部屋を照らしている。

明るい場所で、しかも朝からなんて……!

抵抗のつもりで身体をよじり手で隠そうとするが、とうてい敵うはずもない。


「ダメ。奈々のせいだ」


奈々の両手は晶の片手に簡単に拘束され、晶が熱っぽく見つめる。いつも紳士的な晶だからこそ、そのギャップに奈々の心は乱される。


「本当は余裕なんて、ぜんぜんないんだ。奈々相手だと歯止めが効かなくなる」

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