クールな御曹司の甘すぎる独占愛

固いのかどうかはわからないが、晶の嫌がることはしたくない。


「はぁ……悔しいな、まったく。ま、いいや。いっそ清々しい」


ようやく諦めがついたか、佐野が笑みを浮かべる。


「ないとは思うけど、なにかあったら相談には乗るぞ」
「ありがとう」
「じゃ、またな」


奈々に背を向け、佐野は右手を振りながら去って行った。

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