クールな御曹司の甘すぎる独占愛
とんでもないことになってしまった。
「奈々さん? どうかしましたか?」
別のほうへ飛んでいた意識が柳に呼び戻される。
「あっ、ごめんなさい。えっと、商品はどちらになさいますか?」
「ここにあるもの全部って、水瀬さんみたいに言いたいんですけど、これとそれと、あっちのをふたつずつで」
「はい、かしこまりました」
奈々は箱に詰めながら、これから自分がどうすべきなのか考えることで頭の中はいっぱいだった。