国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
「お前はこの王国になくてはならない存在であり、その身を守護することが私の定め……」
「いったいなんのことだか――」
「シッ!」
ミリアンの言葉を切って、レイが人差し指を自身の唇の前にあてる。
「混乱しているのはわかるが、お前が狼狽えている姿を今ここにいる者たちに見せるわけにはいかない」
守護神の化身と崇めた者が、おろおろと困惑しているなどと知れたらここにいる兵士たちは不審に思うだろう。
罪人としてここへ連れてこられたがそんなことはもうとうに忘れて、すでにミリアンへの敬意さえうかがえる。
「いったいなんのことだか――」
「シッ!」
ミリアンの言葉を切って、レイが人差し指を自身の唇の前にあてる。
「混乱しているのはわかるが、お前が狼狽えている姿を今ここにいる者たちに見せるわけにはいかない」
守護神の化身と崇めた者が、おろおろと困惑しているなどと知れたらここにいる兵士たちは不審に思うだろう。
罪人としてここへ連れてこられたがそんなことはもうとうに忘れて、すでにミリアンへの敬意さえうかがえる。