国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
「気に入ったのなら、特別に今後の立ち入りの許可をしよう。ただし、ラメダの花のように毒を持つものもある、安易に触れるなよ?」
「はい、ありがとうございます。いつも鍵はかかっていないんですか?」
するとレイは長い睫毛を物憂げに落とした。
「ここにある植物はすべて私独自の研究のものだ。毒のある植物が生えている場所なんて皆、近づきたがらない。ここの空気は瘴気だと噂されているくらいだ」
彼の表情はどことなく寂し気で、自分の研究を誰からも理解されない切なさがどことなく伝わってくる。
「でも、レイ様は毒薬を作っているわけではないんですよね? 病気や怪我の治療のためにこうして研究されているんでしょう?」
この国で出回っている薬のほとんどは高価なものばかりで、手に入ればすぐに治るものも貧乏人には手に届かない。助かる命を落としてしまうことも珍しくない。それに、本当に治療の効果があるのかさえわからないような訝しいものも市井の影で密売されている。
「はい、ありがとうございます。いつも鍵はかかっていないんですか?」
するとレイは長い睫毛を物憂げに落とした。
「ここにある植物はすべて私独自の研究のものだ。毒のある植物が生えている場所なんて皆、近づきたがらない。ここの空気は瘴気だと噂されているくらいだ」
彼の表情はどことなく寂し気で、自分の研究を誰からも理解されない切なさがどことなく伝わってくる。
「でも、レイ様は毒薬を作っているわけではないんですよね? 病気や怪我の治療のためにこうして研究されているんでしょう?」
この国で出回っている薬のほとんどは高価なものばかりで、手に入ればすぐに治るものも貧乏人には手に届かない。助かる命を落としてしまうことも珍しくない。それに、本当に治療の効果があるのかさえわからないような訝しいものも市井の影で密売されている。