国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
ガンタール城内に到着すると音楽隊が歓迎の音楽を奏で、軽快なファンファーレがあちらこちらで聴こえてきた。
謁見の間でふたりを出迎えたのはガンタール王国の国王ソルドームだ。
立派に胸まで伸びた白い髭を生やし恰幅のいい身体つきで、戴冠する前の若かりし頃は軍を率いて戦地へ赴いた軍人だったというが、今のガンタール王国は中立国で争いごとは一切しない。おかげでソルドームも毎日のように鍛えあげたという身体の筋肉は見る影もなかった。
「おお。レイ殿、よくぞ来られた。久しいな」
玉座から腰を上げ、頭を垂れるレイとミリアンの前に歩み出る。
「ソルドーム殿もご健勝にてなによりと存じます」
挨拶の握手を交わすと、ソルドームは「おや?」というような顔つきでミリアンを見た。
「こちらは我が王国の国宝を所持する、ミリアン嬢です」
レイから紹介を受け、恭しく膝を折る。
謁見の間でふたりを出迎えたのはガンタール王国の国王ソルドームだ。
立派に胸まで伸びた白い髭を生やし恰幅のいい身体つきで、戴冠する前の若かりし頃は軍を率いて戦地へ赴いた軍人だったというが、今のガンタール王国は中立国で争いごとは一切しない。おかげでソルドームも毎日のように鍛えあげたという身体の筋肉は見る影もなかった。
「おお。レイ殿、よくぞ来られた。久しいな」
玉座から腰を上げ、頭を垂れるレイとミリアンの前に歩み出る。
「ソルドーム殿もご健勝にてなによりと存じます」
挨拶の握手を交わすと、ソルドームは「おや?」というような顔つきでミリアンを見た。
「こちらは我が王国の国宝を所持する、ミリアン嬢です」
レイから紹介を受け、恭しく膝を折る。