国王陛下はウブな新妻を甘やかしたい
「必ず生きて帰る。私もお前も……そう思っていたが、海に飛び込む寸前で情けないことに怖気づいて先走ったことを口にした」
そう言ってレイは苦笑いを浮かべた。
――お前を愛している。
ミリアンの脳裏に先ほどの光景が蘇る。一瞬何を言われたのかと思ったが、確かに愛していると聞こえた。あれは、聞き間違いなどではなかったのだ。
「ジェイスがお前にかけた暗示は、おそらく私のことを想うと身体に不調が現れる仕組みになっていたはずだ。私を誤魔化せると思うな? 現に何度もお前の異変に気が付いていた」
それは、秘めていた想いがすでに彼に知れているということ。
「ん……」
恥ずかしさに俯きかけたその時、不意に口をふさがれた。
熱い吐息を唇に感じて何度も繰り返す口づけに、ミリアンは恍惚となった。「私も愛している」という言葉をまるでねだるように、軽く、そして強く啄んでくる。
そう言ってレイは苦笑いを浮かべた。
――お前を愛している。
ミリアンの脳裏に先ほどの光景が蘇る。一瞬何を言われたのかと思ったが、確かに愛していると聞こえた。あれは、聞き間違いなどではなかったのだ。
「ジェイスがお前にかけた暗示は、おそらく私のことを想うと身体に不調が現れる仕組みになっていたはずだ。私を誤魔化せると思うな? 現に何度もお前の異変に気が付いていた」
それは、秘めていた想いがすでに彼に知れているということ。
「ん……」
恥ずかしさに俯きかけたその時、不意に口をふさがれた。
熱い吐息を唇に感じて何度も繰り返す口づけに、ミリアンは恍惚となった。「私も愛している」という言葉をまるでねだるように、軽く、そして強く啄んでくる。