はつ恋【教師←生徒の恋バナ】
昨日買ったばかりの、胸の辺りにフリルがたくさん使われているタンキニを着た。



ちょっと可愛すぎるデザインだけど、仕方ない。



ただ細いだけで、出るとこはちゃんと出てる女の子の体型には程遠いし…。



しかも、私の真っ平な胸はパッドを入れたところで、大して変わらなかった。



鏡に映った自分の姿を見て、ため息が出るくらいだ。



間違っても、ウットリ…なんて意味じゃない。



「あぁ、もうヤメヤメ！」



私は、入れたばかりのパッドを外した。



泳いでる最中に、ズレたり取れたりしたら、目も当てられない。



っつーか、坂下は胸無いの知ってるんだから、見栄張るだけ無駄だし。



私ってば、パパって呼んでる人を相手に何やってるんだろ？



彼氏とデートならともかく、坂下と泳ぎに行くだけなのに…。



上に服を着て、酔い止めの薬を飲む。



サンダルを引っ掛け、坂下との待ち合わせ場所に向かった。









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