どうしたって期待したい!!
寧ろ……
「っ……」
「ちょっと……何?いきなり顔赤いんですけど?」
「ゴメン……ちょっと思い出し赤面」
「はぁっ?」
いや、だって……思いだしちゃったんだもん!
首の後ろ噛まれた事とかっ、む、胸……ツンって……ツンってぇぇぇ!!!
思い出しても発狂してしまいそうになる濃厚濃密な水城くんとの時間。
毎度毎度、さらりととんでもない行動で印象を強烈に焼き付けていく。
そうだよ。
あんな事されたら水城くんのとこにしかお嫁に行けない。
………いや、別にね、私処女とかそう言うんじゃないけどさ。
残念ながら経験済みでお嫁云々言える純潔持ち合わせてないけどさ。
今出来得る最大の貞操は水城くんに捧げたいというのか……。
「っ……欲求不満~~」
「そ、じゃあ明日の飲み会参加ね」
「えっ……」
いや、誰でもいいって事のソレじゃなくてっ!と、伸ばした手は虚しく空を掴んで終わってしまう。
私の双眸には意気揚々と背を向け西條君のところに行ってしまう実結の姿が無情に映る。
そうして合流して二言三言会話している内容は明日の飲み会の事だろう。
それを肯定するように実結と西條君がこちらに視線を寄越し手を振ってくる事には……。
あ、コレ言えない。
『行かない』とかもう言えない雰囲気だ。
それを察した私が出来る事と言えば愛想笑いで手を振り返す事だけ。
ああ……貴重な水城くんタイムが……。
さ、幸先いいのか悪いのか分からないぃぃぃぃ!!!
とりあえず……水城くん不足!!!!!