どうしたって期待したい!!




生物最高かっ!?と、全力で心で悶えつつも呼ばれるままに席を詰める。

たったひと席の距離と言うのは思っていたより大きく、ストンと身を下ろせばフワリと香る彼の持ち香に更に逆上せた。

ダメだぁぁぁ、やっぱり水城くん不足だったぁ!!

今まで当たり前に座ってた距離でさえ緊張してドキドキするくらいに不足してた!

うううっ、水城くんの匂い最高です。

なんて、軽く変態の域じゃない?千沙子。

それに比べて水城くんの相も変わらずクールビューティーな…

「やっぱり…」

「っ…ふぇっ!?は、はい、はいっ!?………っ!!!!!」

おい、心臓。

生きてるか?心臓。

そう、ついつい問いかけてしまうくらいに衝撃を受けた瞬間だ。

今までの流れ、再開に悶える私とは違いいつも通りの姿で身をおいていた彼。

なんなら、私が席を移動する間なんてすでに視線はPCの画面に移っていて、彼にとっては通常の日常の再開程度の感覚なんだと思っていたのに。

耳を掠めたのは何かを納得したような結論の響き。

それに意識を引かれるのは必然で、振り向いた時には既に端正な顔は私の顔を陰らせる程距離を詰めていたのである。

そして……

キスでもされるかと思ったぁぁぁぁ!!!

うぉぉぉぉ!!ビックリしたよ水城くん!!



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