愛してるからこそ手放す恋もある
クリスマスイブ当日、何時もの様にボスの朝食を作っていた。

「ボス、私本当にお休み頂いて良いんですか?」

「ボスが仕事なら私…」

「いや、梨華は予定通り、実家の手伝いに行って良い。かえって梨華が居ないほうが…」

「そうですか!?私の知らないお仕事もあるでしょうし!遠慮なくお休み頂きます!!」

なんかムカつく!
私の知らない仕事がある?
秘書の私が知らないって可笑しいんじゃない!?
気に入らない!

気に入らないのはそれだけだろうか…

いくら聞いても答えは同じで、ボスの身の回りの世話を済ませると、実家へと向かった。

21時を回った頃、お店の後片付けをしてると、店のドアの開くベルが鳴った。

「…すいません。本日はもう…えっボス!どうしたんですか?」

なんとボスが現れたのだ。

「梨華…お客様?」

母の問に、ボスを家族へ紹介した。そして、何故だかボスを交えて、うちの恒例である、家族揃ってのクリスマスパーティーが行われた。

そして24時を回る頃、私達は帰宅する事にした。




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