愛してるからこそ手放す恋もある
「もうそろそろ彼奴も来る頃だろ?そこのカフェで待っててやるか?」
今日は専務夫妻を食事に招いているのだ。私の正社員への復帰と秘書検定の合格をボスの部屋でお祝いしてくれると言うわけで、買い出しにでかけていた。そしてボスと買い物を済ませて帰ってきたが、専務夫妻が来るまでマンション下のカフェで待っていると言うのだ。
「でも支度しないと…」
「彼奴らにも手伝わせれば良いさ!祝いたいって言い出したのは彼奴らなんだからな!」
「そんな…招いておいてそれは…」
「招待しろと言ったのは彼奴らだ!それに"働かずもの食うべからず"って言うだろ?イヤなら来なきゃいいんだよ!どうせ我が子がかわいいだのと親バカぶりを見せにくるだけだろ?それこそこっちにしてみりゃいい迷惑だ!時間をさいただけありがたく思ってもらいたいね!」
なんて言い種だろう…専務夫妻とは学生時代からの友人のはず、専務とは会社で顔はあわせているが、由美さんとは入院の時以来だろうに、あれだけ心配かけて、昨日も手伝って貰っておいてこの言いぐさにはほんと呆れてしまう。
「梨華…」
名前を呼ばれ振り向いたそこには、誠と、誠と手を繋ぐ親友だった悠美がいた。そして驚いた事に悠美のお腹が大きく膨らんでいる。まるで今にも生まれそうなくらいに大きい。
今日は専務夫妻を食事に招いているのだ。私の正社員への復帰と秘書検定の合格をボスの部屋でお祝いしてくれると言うわけで、買い出しにでかけていた。そしてボスと買い物を済ませて帰ってきたが、専務夫妻が来るまでマンション下のカフェで待っていると言うのだ。
「でも支度しないと…」
「彼奴らにも手伝わせれば良いさ!祝いたいって言い出したのは彼奴らなんだからな!」
「そんな…招いておいてそれは…」
「招待しろと言ったのは彼奴らだ!それに"働かずもの食うべからず"って言うだろ?イヤなら来なきゃいいんだよ!どうせ我が子がかわいいだのと親バカぶりを見せにくるだけだろ?それこそこっちにしてみりゃいい迷惑だ!時間をさいただけありがたく思ってもらいたいね!」
なんて言い種だろう…専務夫妻とは学生時代からの友人のはず、専務とは会社で顔はあわせているが、由美さんとは入院の時以来だろうに、あれだけ心配かけて、昨日も手伝って貰っておいてこの言いぐさにはほんと呆れてしまう。
「梨華…」
名前を呼ばれ振り向いたそこには、誠と、誠と手を繋ぐ親友だった悠美がいた。そして驚いた事に悠美のお腹が大きく膨らんでいる。まるで今にも生まれそうなくらいに大きい。