愛してるからこそ手放す恋もある
小野田さんの胸を借り泣いてしまった事に、少しの後悔はあるが、すっきりしたのも事実。
「すいません…ボスの胸大きいから泣きやすかったです。エヘヘ」私は笑って誤魔化した。
「梨華はいつも自分の気持ちに蓋をしてしまう所がある。ホント内緒事が多いからな?仕事の事もそうだが、悩む前に俺に相談しろよ?俺は上司である前に婚約者だと思ってるからな?」
婚約者…
あっ指輪…
「あっあのこの指輪ですけど、やっぱり…」
「急がないと彼奴ら着くぞ?そのぐちゃぐちゃの顔で良いのか?俺は構わないけど?」
また、返しそびれた…
朝から何度か指輪を返そうとするが、その度に小野田から話を反らされてしまう。
「口が悪いのもほどほどにしないと、そのうち本当に訴えられますよ!?私も含めて!」と怒ってみる。
すると「お互い過去は忘れよ?」と言ってキスをされた。
「え?」
ボスの部屋に戻ると枯れ果てた涙の後は悲惨なもので、目は腫れ化粧はぼろぼろになっていた。
氷で冷やし、化粧直しをしても、泣いたことは直ぐにわかる。しかし、菱野専務夫妻がもうすぐおみえになる。準備をしなくてはと腫らした眼のまま準備に取り掛かる。
料理の下ごしらえが出来た時、菱野専務夫妻が到着した。
「梨華さんおめでとう!」
由美さんは大きな花束を持ってきてくれた。
「ありがとうございます。こんなに豪華な花束貰ったの初めてです」
「トリプルのお祝いだもん!これくらい大きくなるわよ?あれ?」
トリプルのお祝い?
正社員、秘書検定、他になにか?
親睦会での婚約発表が嘘だと言うことは菱野専務も知ってる。
他に思い当たる物は何もない…
「あら?梨華さん泣いた?」
「えっと…これは…」
なんと説明しようかと困っていると、小野田さんが助け船を出してくれた。
「由美、俺への祝いは?」
「おめでとう!おめでとう!はい!おめでとさん!」
「由美、お前かりぃーな?気持ちこもってないし?」
「男なんてどうでも良いのよ!」
「祐司、もっと由美の躾しろよ?」
「これでも由美ちゃんも喜んでるんだよ?浩司が幸せになれるって?」
なんだか分からないけど、この三人の掛け合いは面白くて、三人の関係はホント羨ましい。
「すいません…ボスの胸大きいから泣きやすかったです。エヘヘ」私は笑って誤魔化した。
「梨華はいつも自分の気持ちに蓋をしてしまう所がある。ホント内緒事が多いからな?仕事の事もそうだが、悩む前に俺に相談しろよ?俺は上司である前に婚約者だと思ってるからな?」
婚約者…
あっ指輪…
「あっあのこの指輪ですけど、やっぱり…」
「急がないと彼奴ら着くぞ?そのぐちゃぐちゃの顔で良いのか?俺は構わないけど?」
また、返しそびれた…
朝から何度か指輪を返そうとするが、その度に小野田から話を反らされてしまう。
「口が悪いのもほどほどにしないと、そのうち本当に訴えられますよ!?私も含めて!」と怒ってみる。
すると「お互い過去は忘れよ?」と言ってキスをされた。
「え?」
ボスの部屋に戻ると枯れ果てた涙の後は悲惨なもので、目は腫れ化粧はぼろぼろになっていた。
氷で冷やし、化粧直しをしても、泣いたことは直ぐにわかる。しかし、菱野専務夫妻がもうすぐおみえになる。準備をしなくてはと腫らした眼のまま準備に取り掛かる。
料理の下ごしらえが出来た時、菱野専務夫妻が到着した。
「梨華さんおめでとう!」
由美さんは大きな花束を持ってきてくれた。
「ありがとうございます。こんなに豪華な花束貰ったの初めてです」
「トリプルのお祝いだもん!これくらい大きくなるわよ?あれ?」
トリプルのお祝い?
正社員、秘書検定、他になにか?
親睦会での婚約発表が嘘だと言うことは菱野専務も知ってる。
他に思い当たる物は何もない…
「あら?梨華さん泣いた?」
「えっと…これは…」
なんと説明しようかと困っていると、小野田さんが助け船を出してくれた。
「由美、俺への祝いは?」
「おめでとう!おめでとう!はい!おめでとさん!」
「由美、お前かりぃーな?気持ちこもってないし?」
「男なんてどうでも良いのよ!」
「祐司、もっと由美の躾しろよ?」
「これでも由美ちゃんも喜んでるんだよ?浩司が幸せになれるって?」
なんだか分からないけど、この三人の掛け合いは面白くて、三人の関係はホント羨ましい。