オオカミ回路 ♥️ うさぎスイッチ(処体験ガール再編集)

佐々くんは、何もかも見透かさしてるみたいに、私の両脚に触れると、

絡めた脚を、あっけなく開いた。

閉じようにも、煽られたカラダはいうコトをきいてくれない。

そのまま軽く持ちあげられて、佐々くんの肩に私の片足がかかる。


「……や、…や…、やぁあ…ら…っ」


――こんなの、ひどい……


佐々くんの指先……が、



「……濡れてる…」



触れる……


――こんなカッコ……


「…やぁ、…あぁ、やあっ!」


――まるでレイプだ。


佐々くんの指が動くのに合わせて、乾いた部屋に、湿った音が響き始める。

子猫が水を飲むみたいな、音……


「……ふぁ…ぁあ、ん、んん~~っ!!」


恥ずかしくって、

どうにかなっちゃったほうが楽だ……


なのに……

イヤ……、なのに……

なのに、な…んで?

どおして……!?



――……スキ……



こんなひどいコトされてるのに……



――佐々くんが……好き



……って、

なんで、まだ思っちゃうの?

どおして……!?


ビクンっ!!


急にカラダが仰け反って、そのまま姿勢が戻らない。

そのまま、小刻みに痙攣がし始める。



「……ぇ、??…ぁぅ、あ…ぁ、ヤ…ヤぁ……やぁ」



――な……に?



カラダの奥から、何かが這い上がってくるのに合わせて、全身が急激に熱くなっていく。

なのに、

寒くなんかないのに、鳥肌が立って……

カラダがの振戦が止まらない。



「…ッあ、ぁ…ああ…」



獣のように、全身の毛が逆立つ。


やだっ……コレ、

なにコレ、

やだっ!怖い……!

やだやだっ!!



「……や、あ、あっ……ああっ」


「……イけよ……」



そっと耳元にキスされて、佐々くんが甘くささやくと、

突然、目の前が真っ白になった。



「……ふぁ、あああぁんっ!!…」
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