オオカミ回路 ♥️ うさぎスイッチ(処体験ガール再編集)
窓から差し込む月明かりに照らされて、花美が薄暗い部屋の中で浮かび上がる。
まるで、花美自身がほんのり発光しているみたいだ……
――なんて、キレイなオンナ…
そんなオンナを、ついさっきまで好きなように抱いていたかと思うと、堪らない。
「…ごめんな……起こした?」
「……?…ぁれ…??」
寝ぼけているみたいで、状況が思い出せないのか、
ベッドから上半身だけを起して、ぼんやりとオレを見てる。
花美が首を傾げると、肩にかかった白いシーツが滑り落ちた。
長い茶色の髪が、花美のカラダを沿い、流れる。
その間から覗く華奢な肩…、
甘い胸元…
細い腰…
――また、抱きたくなる……
「……イイ眺め、すげぇ~カワイイ」
そう、微笑むと、花美の肌が一気にピンク色に染まる。
恥ずかしそうに、おぼつかない手元でシーツを手繰り寄せる。
――カワイイなぁ……
『……お祖母様が倒れた』
明らかに動揺した剣菱優香の声。
――それがどうした。
『倒れたのよっ!今朝っ!!だから、早く花美を出しなさ……っ』
スマホからもれる声をかき消すように、電源を落とした。