私の気持ちと君の想い
もし、思いっ切り私の髪が短くなっても
晴翔くんは好きでいてくれるのかな。
「ありがとうございます!
いいヒントになりました。
早速、試してみようかと思います」
「私の言葉が役に立てたのなら良かったです。
頑張ってくださいね!」
お姉さんは私を応援してくれた。
私が髪を切るのは、今までの自分を捨てるため。
新しい自分を歩むため。
私はお姉さんとの話を終えてから、美容室まで髪を切りに来た。
今すぐにでも行動したかったのだ。
胸まである私の長い黒髪。
この髪とはお別れだね。
新しい自分に生まれ変われるかな。