トラウマの恋
それから1人で家に帰り、
色々と考えてしまった。
どういうことだ?
茅菜は俺と付き合ってるんじゃねーの?
一年目からって
俺はあいつにとって一体なんだ?
そう思うと、
茅菜の「好き」も笑顔も何もかも
信じられなくなった。
直接聞こう、とも思ったが
どうしても口に出せない。
「そうだよ。」と言われるのが
心底怖かった。
そして俺は最低の決断をしてしまった。
ある日のこと。
「別れよう。」
茅菜は呆然としている。
しばらくして口を開く。
「何で?ちょっと待って。」
「何でって、
好きじゃなくなった。
ってかはじめから好きじゃなかった。」