みだらな天使
そろそろパーティーがお開きになるとアナウンスがかかった。




ちょうどその時、七海さんや龍さんと再会できた。




「よかったー!しかも、朔と会えてたんだね!」




「七海さんと離れた時、すごく不安でした…」




「あはは、ごめんごめん!じゃ、帰ろっか!」




七海さんの合図で一歩踏み出した時、背後から朔に腕を掴まれた。





「帰らないよ、奏は。」




「は?朔、何言ってんのよ?」




呆れたように七海さんが問いかける。





「奏は今日俺と、このホテルに泊まるから。」








え…









えええええっ!?


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