だから何ですか?Ⅱ【Memory】
「そもそもさ、その大道寺の御曹司様とはどこ繋がり?」
「・・・高校の学友です。とは言っても1年生の時のですが。彼は2年から海外留学してしまったので」
「へぇ、でもそんな風に話すようになったきっかけは?この前の感じからすると物凄く意気投合して親しくなった様な感じには見えなかったけど」
「・・・・・・何でしょう。成行き?」
「成行き?」
「・・・・・あの、段々ミケの話から遠ざかってますがいいんですか?」
「あっ、本当だ」
あまりに興味深いと言うか突っ込みどころ満載な話過ぎて本題から脱線しまくっていた。
まだまだそちらも追及したいとは思えど今の優先は三ケ月の方だろう。
大道寺の御曹司と亜豆の交友関係はおいておいてと気持ちを切り替え、何を聞きたいんだったかと思いだすように額に手を当てると、
「えと・・・三ケ月とは・・・どういう馴れ初め的な、」
「・・・それも成行きです。成行きからのストーカー行為を受け、気がついたら恋人に」
「まて、成行きでストーカーされて、そのストーカーと恋愛ってなかなかな展開だな。説明がざっくり過ぎて全然理解出来ねぇ」
「・・・IS広告社に麗生ちゃんが務めてるって言いましたよね?」
「・・・ああ、そうだったな」
「まぁ、たまたま麗生ちゃんに頼まれてそこに出入りする機会があって、」
「そこで三ケ月に興味持たれてストーカーされた?」
「そんな感じですね」
今度はさすがに大体の辻褄はあった。
確かに姉が務めている会社に用事で出向いて、そこの出会いがきっかけなら納得もいく。