だから何ですか?Ⅱ【Memory】
「お前は・・・学習能力ねぇのか?」
「っ・・・いえ、その・・・それこそ色々な事情がありまして」
「事情?はっ、知らねぇよ」
「っ~~ど、どうしました?キャラ崩壊でなんか恐いんですが」
「・・・いい事教えてやろうか?」
「え、遠慮します・・・」
自由の効かない体で逃げられるのは顔くらいで、落とされる視線や言葉から思わずフイッと顔を背けてしまった。
絶対こういう反応は逆撫でだって分かっているのに。
ああ、でももうしてしまったのだから取り返しがつかない!!っと、自分でも内心悶絶しまくっての反省会をし始めた矢先。
「っ・・・!!」
再びギシリと揺れたベッドの振動に顔の向きを元通り。
そうして捉えたのは私の身体を跨ぎ、着ていたコートを脱いで放る伊万里さんの姿。
うわっ・・・セクシーアングル。なんてアホみたいな感動に染まったのは一瞬だ。
えっ?あれ?・・・・何事!?
と、すぐに冷静の回帰で何をする気なのかと瞬きも忘れて伊万里さんを見つめ上げていると。
「・・・お前だよ、」
「・・・へっ!?」
「いい事教えるっつったろ?俺をぶっ壊してんのはお前だって言ってんの」
じゃ、邪悪な笑みだ。