だから何ですか?Ⅱ【Memory】
言われるままに好奇心疼いて中身を確認しようとしていたから補足の言葉に心底焦った。
その焦りのまま非難するような眼差しを三ケ月に向ければ至極愉快だといつもの笑みでクスクスと笑ってくる。
「別に悪く変わるとは言ってないのに」
「でも、それが良いとも言えねぇんだろ?」
「博打はしないタイプ?」
「賭ける物にもよるな。失いたくないものを賭けに出す必要はないだろう?」
「もしかしたらリオとの絆が深まるかもしれなくても?」
「賭けをしなくても深めるさ。・・・地道にゆっくりとな」
気にならないわけでもない。
それでもどうしてもそれを知りたいわけでもない。
どっちにしろ今俺の意識は見なくていいという方にベクトルが向いている。
だからこそ躊躇いもなく自分のポケットに仕舞い込むと、話しは終わったと煙草を一服。
そんな俺の姿にどういう意味なのかクスリと響いて届く小さな失笑。
『らしいね』と言われているような気がした。
「またね。・・・ああ、また公開プレイしたくなったらお声がけよろしく~」
「二度とするか。それにヤッてるのを見せつけたかったんじゃねぇ」
「『伊万里君だけ』ってリオを見せつけたかったんでしょ?」
分かってるよ。と言わんばかりの含み。