うそつき 2
「別に、やじゃない…」



私は顔を赤くして目をそらす。



すると唯兎くんは私を抱きしめた。




「よ、よかった。嫌われちゃったかと思った…」




唯兎くんは私をぎゅーっと抱きしめたまま、持ち上げて、リビングまで連れ戻す。



と、思いきや、唯兎くんの部屋に連れていかれて、2人でベットに倒れこんだ。



「ゆ、唯兎くん…??」



「ちょっとお昼寝。果乃がいなくて寂しかった、から」




そういうと唯兎くんは目を閉じて眠ってしまった。



私をぎゅーっとしたまま、寝息を立てる。



夕方だけどなぁ。



まぁ、いいかな…。



明日はおやすみだし。



ユキちゃんたちもお昼からしかこない。



たまにはこんな不規則な生活をしてもいいかも。



晩御飯食べてないけど。




そんなふうに思いながら、私も唯兎くんの胸の中で瞼を閉じた。



疲れがたまっていたのか、すぐに眠りについた。
< 74 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop