目を閉じたら、別れてください。


自転車で駅から商店街一周して、大きな公園があるのでそこでお弁当でも広げて食べれば、少しは運動になる。
あ、でもエステシャンの人が、日焼けは絶対にしないでくださいって言ってたから日焼け対策してから自転車に乗るとすれば、写真使えないな。

「あと、結納の写真もなかったら、お前のじいちゃんもうちの親もうるさいし、ホテルで食事会ぐらいはしとくか」
「前の結納の時の写真は流石に使えないもんね。仕方ないよ」

本当に結婚となると、面倒な話がどんどん出てくる。
面倒だからこそ、好きな人じゃないとできないことだ。

「ちょっと楽しいよな」
「え?」
「準備。面倒くさいのが」
「……」

面倒くさいことが好きって、進歩さんは変態なんじゃないか。
変な人だからこそ私を選んでくれたわけだけど。

「じゃあ俺は水族館。桃花はサイクリングの計画立てよう。俺は次の水曜かな。休めるなら。ホテルはいつものとこ俺が予約しとく。正月に神山親族があつまって食事会するとこ」

「最初の結納の時に行った、庭にすっごい岩がボンボン置いてある池があるとこね。ひえ」
「サイクリングは?」
「来月かな。休み合わせられたら合わせるよ。土日どっちかなら休めるし」
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