君はアイドル
彼らが出て行った後、黄色い声が響き渡り私達は隠れながら足が竦んだ。
本当に、こんな所にいてはいけない存在だ。
バレたらニュースにもなるし、ファンの子達から恨まれる。
「ねぇ、青。
青は流星とどうなの?
たまに会ってるんでしょ?
今日の感じからして流星は青の事気に入ってるみたいだけど。」
そんな中綾子がぶっ込んできた。
「どうって…。
前も言ったけど、芸能人と付き合う度胸はないかな。
今も、ファンの子達に申し訳ない気持ちしかないし。」
「申し訳ないとか思わないくらい好きになったら?」
「…どうかな。
そもそもあの人が私が好きになったら興味なくすと思うし。」
「そんな事ないと思うけど…。
私はね、ちょっと本気になりかけてる。
あっちはきっと遊びだろうけど、頑張ってみようと思う。」