夜。〜キャバ嬢の恋〜
ガチャ。



そのとき、突然、ロッカーの扉があいた。


私は泣き顔を誰かに見せるのがいやで


たったままうつむいてた。




少しして、後ろから誰かの手がびてきて

私の体に巻き付きた。


やさしくて暖かい腕。


ふわっと鼻に届いた香水の香り。


この香りは…







…中村さん。






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