愛を私の音色に乗せて。
「着いた〜!大野さん、運転ありがとうございました」

「どういたしまして」

朝6時から4時間運転し続けてくれた大野さん。凄いな…
私達は長野県の広い草原に来てます!

すっごく空気が綺麗。肺が浄化されていくのが分かる。

「shion!早速準備するからこっち来て〜」

「はーい!」

今日は原田さんもいるし、
ほかにも衣装さん、照明さん、カメラさん、そして監督さんまでもいる…

衣装さんに呼ばれて、私は大きな車に入った。

「これが今回来てもらう衣装ね。絶対似合うと思うの!」

「…わぁ…可愛い、」

真っ白なワンピースに、裾が水色のグラデーションになったもの。
膝丈くらいで、所々にお花が作られている

着てみると、サイズもぴったりで凄く気に入った!

「shionちゃんどう〜?着替えられた?」

「あ、はい!今出ます!」

カーテンを開けてみんなの前に出る

「…おぉ、想像以上だね。」

「…え?」

「いや、想像以上にshionちゃんににあってたからさ!
すっごくいい感じだよ」

「本当ですか!良かった〜」

「顔なんか隠さずにそのまま撮したくなってきたんだけど…。」

「あはは…」

カメラさんまで褒めてくれるから、照れくさくなってきた…

「はいはい、皆さんでshion困らせないでくださいよ〜」

「ごめんごめん、可愛いからついね?
はーい、じゃあ色々説明するね!

まずは…」


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