愛育同居~エリート社長は年下妻を独占欲で染め上げたい~
この会社には見目好い若い女性がたくさんいるから、他に目を向けてほしい。
そう願って、彼の顔色を窺いながら意見したが、鼻で笑われてしまう。
一本気さんは、社内で美人だと評判の高い数人の名前を列挙し、それから「俺は彼女たちに魅力を感じないんだ。まったく好みではない」と言い切った。
私の中に再び湧き上がる、こけし収集疑惑。
「あの、一本気さんの好みの女性とは……?」と恐る恐る確認してみると、彼がほんの少し頬を染めて、私から視線を外した。
私は胸の前で両手を振り、「言いにくいことなら、いいです」と気遣ったが、「いや、答えるよ。小川さんに納得してもらわないと、俺の本気が伝わらないだろ」と真面目な返事をされた。
頬の赤みはそのままに、私に視線を戻した彼は、はっきりとした口調で説明してくれる。
「男性経験がないこと。それが交際を始める相手に求める条件なんだ。だから、小川さんに惹かれてる。まだ男を知らないだろ? 隠しても無駄だよ。俺はそういうの、昔から匂いでわかるんだ」
そう願って、彼の顔色を窺いながら意見したが、鼻で笑われてしまう。
一本気さんは、社内で美人だと評判の高い数人の名前を列挙し、それから「俺は彼女たちに魅力を感じないんだ。まったく好みではない」と言い切った。
私の中に再び湧き上がる、こけし収集疑惑。
「あの、一本気さんの好みの女性とは……?」と恐る恐る確認してみると、彼がほんの少し頬を染めて、私から視線を外した。
私は胸の前で両手を振り、「言いにくいことなら、いいです」と気遣ったが、「いや、答えるよ。小川さんに納得してもらわないと、俺の本気が伝わらないだろ」と真面目な返事をされた。
頬の赤みはそのままに、私に視線を戻した彼は、はっきりとした口調で説明してくれる。
「男性経験がないこと。それが交際を始める相手に求める条件なんだ。だから、小川さんに惹かれてる。まだ男を知らないだろ? 隠しても無駄だよ。俺はそういうの、昔から匂いでわかるんだ」