愛育同居~エリート社長は年下妻を独占欲で染め上げたい~
桐島さんの顔を見れば、申し訳なさに心が痛くて話せなくなりそうなので、二十センチの距離で畳を見たまま、日本に残る理由を口にした。
武雄はまだ高校生で、来春から大学に通い、社会人になるまでには四年以上の年月が必要である。
その間、私は姉として、弟を近くで支えたい。
あの子がつらい時や苦しい時に、すぐに帰ることのできる居場所でありたいのだ。
それが一番の理由だが、他に、もうひとつある。
それは祖母への感謝の気持ちだ。
私がいなければ、誰がこの仏壇に花や供物を供え、毎日水を取り替えるのだろう。
月命日には、祖母が昔から懇意にしていた寺の住職に来てもらい、お経をあげている。
お彼岸と盆の墓参りに、二年後の三回忌と六年後の七回忌の法要など、そういうことは省略せずにきちんと行いたい。
祖母の愛した裏庭の紫陽花とこの建物の手入れをして、可能な限り守り続けたいのだ。
それが、父亡き後に、私と弟を育ててくれた、祖母へのせめてもの恩返しだと思っている。
武雄はまだ高校生で、来春から大学に通い、社会人になるまでには四年以上の年月が必要である。
その間、私は姉として、弟を近くで支えたい。
あの子がつらい時や苦しい時に、すぐに帰ることのできる居場所でありたいのだ。
それが一番の理由だが、他に、もうひとつある。
それは祖母への感謝の気持ちだ。
私がいなければ、誰がこの仏壇に花や供物を供え、毎日水を取り替えるのだろう。
月命日には、祖母が昔から懇意にしていた寺の住職に来てもらい、お経をあげている。
お彼岸と盆の墓参りに、二年後の三回忌と六年後の七回忌の法要など、そういうことは省略せずにきちんと行いたい。
祖母の愛した裏庭の紫陽花とこの建物の手入れをして、可能な限り守り続けたいのだ。
それが、父亡き後に、私と弟を育ててくれた、祖母へのせめてもの恩返しだと思っている。