愛育同居~エリート社長は年下妻を独占欲で染め上げたい~
桐島さんがベルギーへ行ってからというもの、私はそれまで以上に仕事熱心になり、Webデザインの資格を取得したりと、自分の成長に必要だと思うことは何でも積極的に行ってきた。
彼がベルギーで難しいプロジェクトを成功させるべく、必死になっていると思えば、のんびりと過ごしてはいられない。
向上心というよりは、私も何かしなければという焦燥感に駆られての努力である。
それと……仕事にがむしゃらになることで、桐島さんに会えない寂しさをごまかすためでもあった。
彼のいない生活に慣れても、寂しさが消えることはなく、むしろ日々積み重なり、今では山となって私の心に負担をかけている。
それにじっと耐えて、約束の二年が経つのを待っている状況であった。
私の机の奥には、卓上カレンダーが置かれている。
キーボード上で動かしていた手を止めて、カレンダーを見たのは、八月がもうすぐ終わることを確認したかったためである。
二年の約束の日は九月三十日で、あとひと月ほどである。
帰ってくる彼を想像すれば、押し潰されそうに重たいこの寂しさにも耐えられる。
早く月日が経ってほしいと願いつつ、私は止めていた手を動かした。
彼がベルギーで難しいプロジェクトを成功させるべく、必死になっていると思えば、のんびりと過ごしてはいられない。
向上心というよりは、私も何かしなければという焦燥感に駆られての努力である。
それと……仕事にがむしゃらになることで、桐島さんに会えない寂しさをごまかすためでもあった。
彼のいない生活に慣れても、寂しさが消えることはなく、むしろ日々積み重なり、今では山となって私の心に負担をかけている。
それにじっと耐えて、約束の二年が経つのを待っている状況であった。
私の机の奥には、卓上カレンダーが置かれている。
キーボード上で動かしていた手を止めて、カレンダーを見たのは、八月がもうすぐ終わることを確認したかったためである。
二年の約束の日は九月三十日で、あとひと月ほどである。
帰ってくる彼を想像すれば、押し潰されそうに重たいこの寂しさにも耐えられる。
早く月日が経ってほしいと願いつつ、私は止めていた手を動かした。