極上恋慕~エリート専務はケダモノでした
「俺は週1くらいだけど、万佑ちゃんは?」
「あっ、私もそれくらいです」
「そっか。今まで全然会いませんでしたね」
「そうですねぇ」
同じような頻度なら、今まで会わなかったのも不思議ではない。もし過去に顔を合わせていたなら、これほどの美形は忘れないだろう。
それに、初対面で名前で呼ぶような人を他に知らない。
「環くん、万佑ちゃんの相手、お願いしていい? 私、おじ様たちと楽しくやりたいのよ」
「いいよ」
「じゃ、これ2人にサービス。特製モツ煮と出汁巻き玉子と焼鳥の盛り合わせ」
「あ、ありがとう、ミミちゃん……」
料理の乗った皿を次々に渡された。
なぜか自分の相手をこの男に託されてしまったけれど、お礼を言うと、ミミはにっこり笑ってカウンターを出て、他の客の隣に座った。