極上恋慕~エリート専務はケダモノでした
(いわゆる友チョコだったら浮かれる場合じゃないし、告白の返事だったら、それなりにちゃんとした言葉を返すべきだろうし……。俺の気持ちが嬉しかったって、どういう意味だ?)
単に義理と本命の2種類ではないせいで、受け取ることで関係が変わるのかどうか、慎重になってしまうのだ。
「あのっ……」
「うん」
あまりにも間が長いせいで、痺れを切らした万佑が口を開いた。
黒のラッピングに掛けてもらった金色のリボンが、夜風になびいている。
改めて彼と視線を交わせば、自然と気持ちが言葉を紡いでいく。