極上恋慕~エリート専務はケダモノでした
「万佑と結婚したいなぁって考えながら、見てたんだけど。俺って変なのか?」
「私の寝顔を見て癒されるなんて、環さんくらいです」
「当たり前だろ? 俺以外の誰に寝顔を見せるんだよ」
ギュッと抱きしめられ、万佑も彼の背中に手を回す。
「環さん、ご飯の前に、このまま話してもいい?」
「いいよ」
「さっき、料理しながら私も考えてたの。環さんと結婚したら、こんなふうに帰りを待つんだろうなぁって」
万佑がひとりでそんなことを想像しながら、料理をしていたと思うだけで、今すぐキスをしたい衝動に駆られる。
しかし、続きがあるのだろうと、環は抱きしめる腕の強さを少しだけ緩めた。
「……それで?」
「奥さんになったら、仕事は辞めた方がいいですか?」
「どっちでもいいよ。万佑がしたいようにして。家事も大変だろうから、無理だけはしないって約束してくれるならだけど」
すると、万佑は顔を上げて、環を見つめた。