先輩の彼女にしてもらいました
「つばさ、今回はいつもと違うの。ホントに別れたいの。もう絶対につばさとは元に戻る気はないんだよ」

「いーよ、それでも。桜と岳は大事な幼なじみに変わりはないんだし」

これは、本当に心からの俺の真実だ。

「なにそれ、つばさはいつも優しいけど、もう私、辛いの嫌だよ」

「何が不満なんだよ?なんでも桜の言うとおりにしてるだろ」

俺は桜をなだめるように優しく言ったけど、桜は泣きだしていた。

小さい肩を震わせている桜を見て、ため息が出そうになる。

なんで、結局こうなるんだろう。ちゃんと俺なりに努力しているのに。

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