先輩の彼女にしてもらいました
私も似たようなことをつばさ先輩にしていたけど。

朝、待ち伏せたりとか、盗撮写真貰ったりとか、その他いろいろ。

でも、自分がされるとこんなに気味悪いものなんだ。

「あの、とにかくお付き合いとか、出来ませんからっ。ごめんなさい、じゃあっ」

頭から血の気がひくのを感じて、クラッとした。
朝から貧血気味だったのを思い出す。

強く言って、立ち去ろうとする私の腕をガシッと握られ飛び上がりそうになる。

「痛いっ」

もしかしたら、普通に握ったつもりかもしれないけど、私にとっては、骨が折れるんじゃないかってくらいに痛い。

ギュッと目を瞑ってしまい次におそるおそる開けると、時田くんが海江田さんに掴みかかっていたので、凄くビックリした。

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