先輩の彼女にしてもらいました
先輩と手をつなぎながら、寄り添うように体をピッタリくっつけて歩いた。

体中から好きって気持ちを伝えたかった。

「今日は、蒼井さんを送っていってから、また学校に戻るよ。バスケの練習があるから」

先輩は、涼しい顔で私の精一杯の色じかけを軽やかにスルーする。

「うん、県大会もうすぐだもんね」

本当は、もっともっと先輩と一緒にいたいな。

だけど、相手がバスケなら私はかなうはずもない。

「大学の推薦が決まって、インハイが終われば、夏休みにいっぱい遊べるから」

「すごいね、先輩。スポーツ推薦で特待生だもんね。大谷さんが、つばさ先輩は絶対受かるって言ってた。うちの高校の上の大学だよね?」

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