先輩の彼女にしてもらいました
「どうしたの?すずなちゃん、ご機嫌だけど」
沙織ちゃんに指摘されて慌ててにやけ顔をパンパンと叩いた。
「えへへ、なんでもないよ」
「朝からまた先輩とイチャコラしてたんでしょー」
「ち、違うよ違うよ。おにぎり持っていっただけ」
「ふんふん、それで?」
「美味しいって、先輩が全部食べてくれて」
「ふんふん、で?」
沙織ちゃんが、顔をズイッと近づけて興味津々に詰め寄ってきた。
「それで、朝練見てたの。先輩のダンク今日もカッコよかったー」
そうそう、今日の先輩の背中にはいつにも増して美しい翼がきらめいていた。