先輩の彼女にしてもらいました
「あ、あれ、どうした?さっき会ったばかりだよね?」

「う、うん。でも先輩から会いにきてくれるのが珍しいから緊張します。」

「え、また?まいったな、そろそろ慣れて」

少し笑いを堪えているような表情の彼は、私の頭をヨシヨシと撫でてくれる。

もー、また子供扱いするんだから、って腹を立てたりしない。

ラッキー、頭なでなでしてもらえて、嬉しくて仕方ない。

ちょっとだけ、緊張もほぐれたかもしれない。

今の私、絶対ふにゃふにゃした、にやけ顔してそう。

「まあ、蒼井さんはそういうとこも可愛いけど。で、大丈夫そう?」

「え、なにが?」

先輩は、心配そうに私を真っ直ぐに見下ろす。

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