先輩の彼女にしてもらいました
「うん、大丈夫ならいいんだ。それじゃあ、また」

「え、先輩、もう戻っちゃうの?」

軽く手を振って、先輩が背中をむけて歩きだそうとするので、慌てて追いかける。

あと休み時間残り5分くらいあるし、ギリギリまで一緒にいたいのにー。

それに先輩全然名残惜しそうにしないし。大体なにしにきたんだろ?

「先輩、教室まで送ります」

早足になる先輩の腕をとって無理矢理ついていこうとした。

ギュッと腕にしがみついて、精一杯ニコニコ可愛いく笑ってみる。

「あー、次の休み時間にもくるから、またね」

「うそうそ、先輩絶対来なさそう」

「いや、ほんとにまた次来るから。ごめんな」

グッと彼に強く腕を掴まれて、あっと言う間に引き離された。
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