はつ恋の君をさがしてる
夕方になって着替えて高嶺さんの車で出掛けることになった。
とたんに緊張がぶり返してくる。
「ねぇ?変じゃないですか?」
持っている服のなかでは一番のお気に入りの白い襟つきのモスグリーンの膝丈ワンピースにしてみたのだが……
「ん?いいんじゃないか?可愛いぞ~」
「かっ…可愛いって」
照れる……恥ずかしくて真っ赤に染まっていく頬を必死で両手で隠した。
「ば~か!そうやって真っ赤になるのは反則だろ?」
高嶺さんはぼそりとそう言うとリビングを出ていってしまう。
なんかダメだった?
ちょっと不安になって涙が出そうで悲しくなる。
でもしばらくして戻ってきた高嶺さんは全然普通で……
「さあ!行くぞ!」
私はあわててシフォンケーキを入れた箱を抱えて高嶺さんを追いかけたのだった。
とたんに緊張がぶり返してくる。
「ねぇ?変じゃないですか?」
持っている服のなかでは一番のお気に入りの白い襟つきのモスグリーンの膝丈ワンピースにしてみたのだが……
「ん?いいんじゃないか?可愛いぞ~」
「かっ…可愛いって」
照れる……恥ずかしくて真っ赤に染まっていく頬を必死で両手で隠した。
「ば~か!そうやって真っ赤になるのは反則だろ?」
高嶺さんはぼそりとそう言うとリビングを出ていってしまう。
なんかダメだった?
ちょっと不安になって涙が出そうで悲しくなる。
でもしばらくして戻ってきた高嶺さんは全然普通で……
「さあ!行くぞ!」
私はあわててシフォンケーキを入れた箱を抱えて高嶺さんを追いかけたのだった。