はつ恋の君をさがしてる
背中を冷や汗が伝う。

小さな子供じゃあるまいし!なんてことは今までにも何度も言われたけど、ダメなものはダメだし、嫌いなものはキライ。
努力で何とかなるならとっくにどうにかしている。

震え始めた私に高嶺さんが笑いながら冗談だろう?とか言ってる。

その声はちゃんと聞こえてるんだけど。

あぁダメだ。

呼吸がおかしくなってきた。

いくら吸っても苦しい。

しまった。

また……過呼吸。

おい!!落ち着け!

あわてた高嶺さんの声がする。

けれど私はそのままブラックアウト。

だから嫌だって言ったのに。

病院は鬼門。

悪いのは高嶺さんだ。
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